使い方
パーセント割引は、元の価格から一定の割合を差し引きます。計算はシンプルで、59.99ドルの商品に30%引きを適用すると、支払うのはその70%、つまり約42ドルとなり、約18ドル節約できます。やや分かりにくいのは、店舗が割引を重ねがけするケースです。「セール価格からさらに20%引き」を30%オフのセールに適用しても、合計で50%引きにはなりません。割引は乗算で重なり、2回目の20%は値引き済みの価格に適用されるため、実質的な割引率は 1 − 0.7 × 0.8 = 44% であり、50%ではありません。本ツールでは単発の割引と、必要に応じて1段階の重ねがけ割引を扱い、最終価格・節約額に加えて重ねがけ時には実質割引率も表示するため、紛らわしい店頭表示に惑わされずに済みます。
計算式
割引率%は値札に大きく書かれている数字(例:30 は 30%)。割引が2回かかる場合、d1 は最初の値引き(通常は店頭表示のセール価格)、d2 は2回目(クーポン、会員割引など)。実質割引率は常に単純合算より小さくなり、同じ割引率 d を2回重ねると 2d − d²/100 になります。
計算例
- 元の価格:59.99ドル。割引:30%。
- 値引き後価格:59.99 × (1 − 0.30) = 59.99 × 0.70 = 41.99ドル。
- 節約額:59.99 − 41.99 = 18.00ドル。
- 20%のクーポンを重ねがけ:41.99 × 0.80 = 33.59ドル。実質割引率は 1 − 0.7 × 0.8 = 44%(50%ではない)。
よくある質問
なぜ「20% 引き+20% 引き」は 40% 引きにならないのですか?
2回目の割引が、元の価格ではなく1回目で値引き済みの価格に対して適用されるためです。最初の20%引きで支払額は元の80%になり、そこからさらに20%引かれると 80% × 80% = 64% が残ります。つまり実質割引は 36% で、40% ではありません。同じ割引率 d を2回かけたときの近道の式は 2d − d²/100。20% を2回なら 40 − 4 = 36% で計算と一致します。
重ねがけ割引の順番は結果に影響しますか?
最終価格だけを見れば順番は関係ありません。掛け算は順序を入れ替えても結果が同じなので、30%→20% でも 20%→30% でも価格は同じです。ただし、クーポンが使えるかどうかには影響します。多くの「○%引き」クーポンはセール対象品を除外しているため、フルプライスに対して「先に」クーポンを使うこと自体が認められない場合があります。また課税対象の購入では、消費税をクーポン適用前後どちらで計算するか地域や制度によって決まっているため、割引自体は順序に無関係でも合計額がわずかに変わることがあります。
値引き後の価格から元の価格を逆算するには?
足し算ではなく割り算で求めます。「30% 引き」と表示されている42ドルの商品なら、元の価格は 42 ÷ (1 − 0.30) = 42 ÷ 0.70 = 60ドル。42ドルに30%を足す(54.60ドル)のは間違い。よくある誤りで、「元の価格の30%」と「値引き後価格の30%」を混同しているのが原因です。元の価格の方が大きい分、両者の金額は異なります。
消費税はどう扱えばよいですか?
多くの国では税込価格が表示されており、その価格に対して割引が適用されるため、本ツールの結果がそのまま支払額になります。大きな例外は米国で、表示価格は税抜です。米国の場合は、まず割引を適用し、その後で値引き後価格に対してセールスタックスを加算します(州法でそう定められているのが一般的)。1ステップで税込みにしたい場合は、値引き後価格に (1 + 税率/100) をかけてください。