使い方
金融機関が提示する金利は、実際に支払う金利とは限りません。事務手数料、割引ポイント、その他の初期費用が真の借入コストを押し上げるため、各社を公平に比較するにはAPR(実質年率)を使います。この計算機は、借入額・名目金利・期間・初期手数料を入力すると、まず名目金利で月々の支払いを計算し、その金額を実際に受け取った現金(借入額 − 手数料)に適用したときに同じ支払いとなるAPRを逆算します。
計算式
P = 借入額。r = 月利(名目金利)。n = 総支払回数。手数料には事務手数料、ポイント、仲介手数料など、初期に必須となるすべての費用を含めます。計算には二分法を用い、APRは約0.001%の精度で求めます。延長保証や任意保険などのオプションは個別性が高いため含みません。
計算例
- 借入額25,000ドル、年利6.5%、5年返済、事務手数料800ドルのローン。
- 名目金利で月々の支払い ≈ 489ドル。実際に受け取る金額:25,000 − 800 = 24,200ドル。
- 実質年率 ≈ 7.84%。表示されている6.5%より約1.4ポイント高くなります。
よくある質問
なぜ金融機関ははじめからAPRを表示しないのですか?
法律で表示が義務づけられている地域も多くあります(米国Truth in Lending、EU消費者信用指令など)が、広告に大きく出る数字はほぼ常に低く見える名目金利です。APRは通常、細字や事前情報書類に記載されます。契約前には必ず両方を確認しましょう。
住宅ローンの「ポイント」とは何ですか?
1ポイント = 借入額の1%を前払いし、その代わりに金利を下げてもらう仕組みです(通常、1ポイントあたり0.25%下がる)。元が取れるかは、ローンを何年保有するか次第です。「初期手数料」欄にポイント分を入れて、支払う場合と支払わない場合のAPRを比較してみてください。
APRとAPYは同じですか?
違います。APRは借入コスト(支払う側)、APYは貯蓄の利回りで複利を含む利益率(受け取る側)です。年5%のAPRローンと年5%のAPY預金は対称ではありません。APRは年内の複利を考慮しないシンプルな年率、APYは複利を含めた実効利回りです。
APRが低いローンと月々の支払いが低いローン、どちらを選ぶべきですか?
総支払額で見るならAPRが低い方がほぼ確実に有利です。APRはまさにその比較のための指標です。月々の支払いが低い場合は通常、返済期間が長く、同じ金利でも総利息は増えます。月々が低いローンを選ぶのはキャッシュフローが本当に厳しい場合のみで、それ以外はAPRが低く期間の短いローンが基本です。