キャップレート計算機

賃貸物件のキャップレートを計算 — キャップレート、物件価値、必要 NOI のうち 2 つから残り 1 つを算出します。

使い方

キャップレート(資本化率)は、不動産投資のレバレッジ無しの年間リターンを物件価値の割合で表したもの。住宅ローンや借入を除外し、両物件の純粋な利回りを公平に比較できるようにします。キャップレート = NOI ÷ 物件価値(NOI = 純営業収益 = 年間家賃収入 − 年間運営費用(税、保険、修繕、管理、空室引当))。住宅ローン金利、減価償却、所得税は控除「前」。

重要な理由:同価格の 2 物件でも、家賃水準や経費でキャップレートは大きく異なります。NOI 5 万ドルの「5 キャップ」物件は 100 万ドル、「8 キャップ」なら 62.5 万ドル。市場がキャップレートを決めるため、市場より高いキャップレートで取引される物件は隠れたリスク(先送り修繕、地域衰退、空室リスク)を含むか、本当に割安です。

典型レンジ。都市部プレミアム集合住宅:4〜5%。都市部セカンダリー:5〜6.5%。郊外・小規模市場:6〜8%。テナント/産業:7〜9%。10% 超:要精査 — 売主はテナント回転、構造問題、立地リスクを織り込み済み。低金利時はキャップレート圧縮(投資家は低利回りを許容)、高金利時は拡大。商業不動産で最も注視される単一指標。

計算式

キャップレート = NOI ÷ 物件価値 物件価値 = NOI ÷ キャップレート NOI = キャップレート × 物件価値 NOI = 年間総家賃収入 − 年間運営費用(税、保険、修繕、空室引当、管理費)— 住宅ローン金利、減価償却、所得税は控除前。

常に安定化済み NOI を使用 — 実際に回収した家賃。市場相場やプロフォーマではなく。100% 入居でも 5〜10% の空室引当を控除。資本的支出(屋根、空調)は NOI に含めず、キャッシュ・オン・キャッシュ計算で別途扱います。

計算例

  • 物件:年間家賃総額 80,000 ドル、運営費 25,000 ドル、価格 750,000 ドル。
  • NOI = 80,000 − 25,000 = 55,000 ドル。キャップレート = 55,000 ÷ 750,000 = 7.33%。

よくある質問

キャップレートとキャッシュ・オン・キャッシュの違いは?

キャップレートはローンを無視、キャッシュ・オン・キャッシュは含めます。キャップ = NOI ÷ 価値。キャッシュ・オン・キャッシュ = (NOI − 年間返済) ÷ 投入現金(頭金 + 諸費用 + 初期準備金)。レバレッジ取得では通常キャッシュ・オン・キャッシュ > キャップレート — ローンが自己資本リターンを増幅、同時に損失も増幅。キャップレートは比較、キャッシュ・オン・キャッシュは個別案件の経済性に。

自分の管理時間も計上すべき?

はい — 第三者の物件管理会社の費用(住宅は通常総家賃の 6〜10%、商業は 4〜6%)として計上。自主管理は時間を現金に交換しているだけ。管理費を除外すると NOI とキャップレートが膨張し、案件が実態より良く見えます。比較用の「真の」キャップレートには、たとえ自分で管理しても市場相場の管理費を必ず含めてください。

金利はキャップレートにどう影響?

主に逆相関。10 年国債が 1% のとき 4% キャップは魅力的(3 ポイントのリスクプレミアム)。10 年が 4.5% に上昇すると 4% キャップは合理的なプレミアムでなくなり、価格は下落(キャップレートは上昇)してスプレッドが拡大。2022〜2024 の利上げで米国の多くの物件タイプで 100〜150 bp のキャップレート拡大 — NOI 一定なら 15〜25% の価格下落。したがってキャップレートは将来見通し指標:現時点のキャップレートは今後の金利動向に敏感。

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