使い方
将来価値(FV)は、初期預入額に対する複利と、定期拠出の年金 FV の合計です:FV_合計 = FV_一括 + FV_年金。一括は複利、年金は PMT × ((1 + r)^n − 1) ÷ r。
大きなレバーは金利よりも時間。5,000 ドル を 7% で運用すると 40 年で 76,123 ドル;同じ 5,000 が 5% では 35,200 ドル;7% で 30 年では 38,061 ドル(5% の 40 年と同等)。期間を倍にすれば一括リターンはほぼ倍。市場での時間が最も強力な変数です。25 歳と 35 歳から始めた老後資金で差が大きいのはこのため。
2 番目のレバーは継続拠出。30 歳から月 500 ドル / 年 7% で 65 歳には ~876,000 ドル。同人物が拠出ゼロで初期 50,000 ドルだけだと ~534,000 ドル。少額でも定期拠出は長期では一括を圧倒。このツールはターゲット額に対して貯蓄率を設計するためのもので、開始残高を慰めるためではありません。
計算式
拠出頻度と複利頻度を揃えると計算がきれい。月次拠出なら m = 12 と年率 ÷ 12。通常年金(期末払い)を想定。
計算例
- 初期 5,000 ドル、月 300 ドル、年率 7%、30 年。
- 一括 → 5,000 × 1.005833^360 ≈ 40,612 ドル。年金 → 300 × ((1.005833^360 − 1) ÷ 0.005833) ≈ 365,991 ドル。合計 ≈ 406,603 ドル。
よくある質問
退職プランにはどんなリターンを使う?
分散株式は実質 5〜7%(インフレ後)で計画。債券は実質 1〜2%。典型的な株 70/債 30 の組合せは実質 4.5〜5.5%。投資手数料を差し引く(年 1% は 40 年で大きい)。ストレステストとして実質 4% シナリオで楽観仮定への依存度を確認。
証券会社の予測と一致しないのはなぜ?
証券会社の予測は (a) 拠出を年次増加で膨らませる、(b) 税・手数料を加味、(c) 確率モデル(モンテカルロ)を使うことが多い。本ツールは決定論的な値を表示 — クリーンなベースライン。必要に応じて税や拠出増加を別途シートで重ねてください。
インフレはどう扱う?
実質リターン(インフレ後)を入れると FV は今日の購買力で表示され現在の支出と直接比較可能。名目を入れると将来価値の安いドルになる — (1 + インフレ)^n で割って現価へ。ファイナンシャルプランナーは実質を使うのが一般的。米国長期インフレは ~3% 程度、名目から ~3 ポイント引けば実質。