投資リターン計算機

開始時価値、終了時価値、拠出額、保有期間から総リターン、利益、年率(CAGR)を計算します。

使い方

投資の評価には 2 つの数値が重要:**総リターン**(投入額に対する最終額)と **年率** または CAGR(同じ結果を生む一定の利率)。2 年で総リターン 50%(CAGR ~22.5%)は 10 年で 50%(CAGR ~4.1%)より遥かに良い。期間の異なる投資を比較するときは必ず CAGR を引用すること。

本ツールは初期残高 + 期間中の純拠出を扱います。拠出は保有期間の中点で計上 — 通常ケースで ~0.5% の精度の標準近似(XIRR は全キャッシュフロー日付が必要で簡易計算にはオーバースペック)。年ごとの不規則な拠出は XIRR 対応ツールを使用 — 本ツールの結果はわずかにずれます。

式:利益 = 終了時価値 − 開始時価値 − 純拠出。総リターン = 利益 ÷ (開始時価値 + 純拠出 ÷ 2)。CAGR = (終了時価値 ÷ 実効開始値)^(1/年数) − 1(実効開始値は中点拠出を反映)。出力は 3 つすべて。総リターンは「いくら稼いだか」、CAGR は「債券・インデックスファンド・預金との比較」に使用。

計算式

利益 = 終了時価値 − 開始時価値 − 純拠出 実効開始値 = 開始時価値 + 純拠出 ÷ 2 // 中点近似 総リターン = 利益 ÷ 実効開始値 CAGR = (終了時価値 ÷ 実効開始値)^(1/年数) − 1

純拠出 = 期間中に追加した金額 − 引き出した金額(純流入は正、純流出は負)。年数は端数可(例:2.5 年 = 2 年 6 か月)。

計算例

  • 開始 10,000 ドル、純拠出 5,000 ドル、4 年後 20,000 ドル。
  • 利益 = 20,000 − 10,000 − 5,000 = 5,000 ドル。実効開始値 = 10,000 + 2,500 = 12,500 ドル。総リターン ≈ 40%。CAGR = (20,000 ÷ 12,500)^0.25 − 1 ≈ 年 12.5%。

よくある質問

CAGR は単純に総リターン ÷ 年数ではない理由は?

リターンが複利で増えるから。2 年で総リターン 100% は年 50% ではなく 41.4% — 1.414 × 1.414 = 2.0 だから。CAGR は富倍率の n 乗根。「線形平均」(50%)は複利成長に対して数学的に誤りで、正のリターンでは実効率を過大評価。比較には常に CAGR を使用。

損失でも使える?

はい — 利益はマイナスになり、CAGR も負のパーセンテージで返却。開始 20K、拠出ゼロ、3 年後 14K:総リターン −30%、CAGR ≈ 年 −11.2%。式は正しく対応。唯一のエッジケースは実効開始値が 0 以下(早期に拠出以上を引き出した)— CAGR は未定義となり null を返却。

XIRR とどう違う?

XIRR(拡張内部収益率)は正確な式 — 各キャッシュフローを実日付で重み付け。本ツールの「中点近似」は全拠出が期間の中点で発生したものとして処理 — 均等または少額の拠出には ~0.5% 精度で高速。1 年目と 8 年目で大きな一括投入があるポートフォリオでは中点近似は CAGR を 1〜3 ポイント過大/過小評価。重要な場合は Excel の XIRR や日付別キャッシュフローを扱うツールを使用。

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